送骨利用事例集

ご主人が定年退職してから、お互いの気持ちが冷め切ってしまったご夫婦です。熟年離婚という言葉も浮かんだそうですが、離婚するにも大変だと聞くし...と、踏みとどまっていたそうです。嫌なことは多々あるけれど、今この生活で何不自由はないということでした。
しかし奥様が亡くなり、四十九日が近づいてきた頃、いずれ同じお墓に入るのかと考えたそうです。
どうしても奥様を現在のお墓に入れたくないとおっしゃいます。
そこで、送骨を利用したのです。

これはけっこう多い事なんです。遺品整理で骨壺に入ったご遺骨が出てくること。
疎遠だった親戚の遺品整理を頼まれたり、知人の遺品整理、独身貴族で生きてきた叔父や叔母の遺品整理などで遺骨が発見されることがあります。
このようなケースでは送骨を利用するのが最適です。

息子さんからの相談です。
お父様の遺骨を手元供養として小さな骨壺にいれてお家に置いていたそうです。しかし、お母さまもお亡くなりになったため、家に残された二人のご遺骨をどうしたらいいものかと悩んでおられました。
息子さんは独身のため、お墓を建てることを躊躇されていたのです。
この先、お墓を建てても、継承者ができるかどうかわからないからと、送骨を利用されました。

お墓を建てるお金がないということで、できるだけ抑えた費用で納骨を済ませたいということでした
この方は送骨を利用されました。

そりの合わなかった継父の遺骨をどうにかしたくて...というお悩みでした。
「実の父でもなく、母のただの再婚相手なだけ。でも、世話するべき母は先に亡くなってしまってる」と言うのです。関係性がよく見える発言ですね。
お母さまと同じお墓に納骨することは嫌、それどころか面倒な事も一切したくないとおっしゃいます。

この方は、自宅に居ながらにして納骨できる送骨を利用されました。

これは、いわゆる内縁関係のカップルの話です。
籍も入れずに夫婦同然で同居していたカップル。周りの身内はいい気はしないと思います。ましてや、先祖代々のお墓に納骨するとなると、反対もされるでしょう。
そこで、送骨を利用されました。

お嫁さんが絶対に嫌だと頑なに拒否しているケースです。
お嫁さん自身は無宗教で育ってきたといってきかないそうで、代々のお墓を継ぎたくないと、墓守なんて絶対に嫌だと言っていました。無理にお墓を継いでも、行く行くは無縁墓になりかねないと旦那様が困り果てていました。

そこで、送骨という方法もあると提案しました。