パートナーと長年連れ添っていても籍を入れていないと、正式な夫婦とは言えません。世間では、内縁関係と言いますよね。
内縁の妻に先立たれた旦那様。正式な夫婦ではないからと、親族(旦那様の兄弟にあたります)に反対され奥様をお墓に入れられなくて...と、困る方がいます。
内縁関係を周りに認めれもらうための公的手続きはありますが、表面上納得したようにしていても、お墓の問題が絡んでくると、本当の気持ちまではわかりませんよね。万が一、旦那様の弟が反対したとしても、しょうがないことかもしれません。
海外では籍を入れない夫婦関係が成立する国もありますが、日本ではまだまだ浸透していませんから。
内縁関係とは!?
婚姻届けを提出していないけれど、夫婦同然の共同生活をしている男女関係のことを内縁関係といい、法律上、夫婦として認められません。(3年以上にわたる同居をしていて、家計が一緒であったり、共有の財産があったりする状態が共同生活と言えます。)
公的手続きで内縁関係を提示できる
- 住民票において、続柄の欄に『 未届けの妻(夫) 』などの記載がある
- 健康保険において、一方が他方の被扶養者になっている
(第3号被保険者として登録してある) - 二人の間で内縁関係である契約書が作成、調印されている
(契約書の内容に決まりはないので、ネットなどを参考に慎重に作成することが望ましい)
こういった書類を準備することで、『 私たち二人は内縁関係です 』といえる証明になります。
書類でどんなに訴えても、人の心は変わりにくいものです。親族が納得しないのなら、お墓に納骨することは、あきらめた方がいいかもしれません。
お墓に拘らなくても、お骨を納骨するところはたくさんあります。
内縁関係のパートナーの納骨先
内縁関係では家のお墓に入れないのなら、ほかの納骨先を考えてみませんか?
親族の反対以外にも内縁関係の事実婚では、同じお墓に入ることができない場合があります。お墓がある霊園には規定があり、血縁者や戸籍上の〇親等以内でないと同じお墓に納骨できないというところもあります。
どんなに長く一緒に生活していても、戸籍上は赤の他人になるわけです。特に、日本はまだまだ法の整備がされておらず、世間体も厳しいものです。紙切れ一枚の婚姻関係ですが、入籍するのとしないとでは大きさが出てくることもあります。
お墓に入れない内縁関係のパートナーのご遺骨は、送骨で永代供養をされてみませんか?
霊園やお手さんが力になってくれます。送骨では、お寺さんだからと、檀家になる必要はないのでご安心ください。
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