納骨堂について
納骨堂とは、遺骨を入れた骨壺を安置しておく部屋(納骨壇)が設置されている建物です。
納骨堂の種類
納骨堂がある施設の種類は3つあり、お寺が管理運営している寺院納骨堂、地方自治体が運営している公営納骨堂、公益法人や宗教法人が運営している民営納骨堂です。
納骨のタイプ
納骨の仕方には、仏壇式・ロッカー式・自動搬送式・墓石式・位牌式の5タイプあります。自動搬送式をマンション型と呼ぶ施設もあったりと、呼び方は様々ですが、構造は同じです。
また、仏様ではなく神様を信仰している方向けの神棚型もあります。
仏壇式
自宅に置く仏壇と同じような形で、下段に骨壺を納めるようになっています。
ロッカー式
ロッカー式の納骨堂は、コインロッカーを想像するとわかりやすいです。扉のついた同じ形の納骨壇が縦横にズラリと並んでいます。
自動搬送式
自動搬送式の納骨堂は、コンピューター制御されています。お参りスペースで、納骨時に渡されるICカードを使い操作すると、遺骨が納められた墓石が目の前に搬送されてきます。
土地に余裕のない都市部でよく見られるのが、この自動搬送式納骨堂です。施設の姿からマンション型とも言われています。
墓石式
施設の屋内に墓石が並んでいるのが墓石式納骨堂です。墓石の下段に骨壺が納められています。
位牌式
位牌式納骨堂は、骨壺は一ヵ所に納められていますが、位牌は個別で用意してあります。お参りは位牌の前で行います。