手元供養について
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【供養の種類】手元供養
手元供養とは!? 手元供養とは、故人のご遺灰やご遺骨の一部、 ...
手元供養という言葉を知らない人は多く、ある葬儀屋がアンケートした結果によると、全体の7割を超える人たちが手元供養は知らないと答えています。
しかし、もしも自分の身内や大切な人が亡くなった時、実際に手元供養をするということに抵抗感はあるかどうかを聞いたところ、6割の人は抵抗がないと回答。
世代に関係なく、手元供養に抵抗がない人が多いということです。
世間一般的には、昔から人が亡くなれば葬儀・火葬をし、四十九日が過ぎたころ代々のお墓に納骨という流れですよね。
しかし、この流れは時代とともに変わりつつあるのかもしれません。
特に今は、新型コロナウイルスの影響で、葬儀すらままならないこともあり、お骨となって帰ってくるのですから。しっかりお別れもできずにお骨となって戻ってきたら、納骨するなんてこと考えられないと思います。死んでしまったのかさえも信じられないままでしょうし。
気持ちの問題で納骨できない=手元供養ですよね?近くに置いておきたい一心で、納骨せずに手元で供養する。こんな状況でも、故人は成仏できないと思いますか?
お坊さんは言うかもしれません。手元供養では成仏できませんよと...
どんな形であれ、供養する人の気持ちの問題だと思うのです。立派なお墓を建て納骨しても、その後全くお墓参りに行かない人もいます。こんな状況を供養といえるのでしょうか。
自分が生きている限り、手元に置いたまま毎日お経をあげて供養したいと、自宅にお骨を置いたままの人もいるかもしれません。
どっちが良くてどっちが悪いかは人それぞれです。