土砂や地震でお墓が崩れ流れたらどうする！？

毎年自然災害の被害が相次いでいます。連日の河川氾濫や土砂崩れのニュース、土砂災害警戒情報の発令、甚大な被害に心が痛みます。
一日も早く元の生活に戻れることを願っています。

豪雨は地球温暖化が原因の一つですが、人の力では止めようもない自然災害です。車や家が流され、数時間前とは違った景色になってしまいます。流されるものは自動車や家屋だけではなく、墓石も同じです。道路の陥没や崖崩れにより墓石ごと流されたというケースも多く、頭を抱える方が絶えません。

車や家は保険がありますが、お墓はどうなんでしょう...
地震や土砂災害で破損してしまった墓石はどうしたらいいのでしょうか。

墓石が自然災害に遭ってしまったら

ご先祖さまが眠るお墓が倒れたままでは、胸が苦しいですよね。早々に元の姿に戻したい気持ちはあっても、現実問題として厳しいと思います。水害被害に遭っている場合、納骨室が浸水しているでしょうから、ご遺骨が塊になってしまわないように、カビが生えないようにしなければいけません。

なので、濡れてしまったご遺骨は乾燥させる必要があります。自分でする人もいるとは思うのですが、今はお骨を洗う【洗骨】というサービスを専門としている業者もあるようです。

自然災害のためのお墓の保険

お墓を建てる時に案内があると思うのですが、実際にこの保険に入っている人は少ないと思います。家や車を持っている人は特に、あれもこれも保険に入るのは厳しいですよね。何も無いに越したことはないですが、こういった保険は掛け捨てなので、月々数千円だとしても迷うと思うのです。

自然災害で崩れたお墓はどうする！？

もう一度お墓を建てるのは容易ではないので、お墓以外の納骨を考えると思うのですが、どうでしょうか。
ご遺骨を乾燥させた後のお墓以外の納骨先には、納骨堂・樹木葬・散骨・永代供養塔・手元供養があります。

ご遺骨を納骨堂に納骨

納骨堂は3種類。
お寺さんとの付き合いがあれば話が早いですが、そうでない場合、たくさんある納骨堂から納骨先を見つけなければいけません。

ご遺骨を樹木葬する

ご遺骨を散骨する

ご遺骨を手元供養する

もう一度災害に遭わないとも限りません。日本は自然豊かな国ですし、いつどこで何があるかわからないからです。
ご自宅で手元供養して、万が一にでも家が倒壊してしまったらと思うと、気が気ではありません。

自然災害など色んなものを失ったり、破損したときなど、お墓以外の他のことにもお金がかかる場合、お墓のことにまで手が回らないこともあると思います。

ですね。正直、経済的に厳しいですよ...

ご遺骨は送骨で供養する

お墓を立て直す必要もなく、新しく納骨先を探す必要もない方法！