孤独死の連絡
孤独死の遺体が発見されると、警察が遺族を探します。故人の親や子、そして兄弟、甥姪の順に徹底的に探します。しかし、なかなか見つからないのが現状で、もし遺族が見つかったとしても、引き取りを拒否する人も多いと言います。
長年疎遠だった人の遺体ですし、どうしていいかわからずに拒否してしまうのでしょう。
孤独死年間推定3万人
日本の孤独死の数は、他国と比べて多いと言います。高齢化が進む日本では単身世帯が増加傾向にあります。配偶者が先に亡くなってしまった方も含め、単身の場合、万が一自宅で亡くなってしまったら、誰にも気づいてもらえない可能性があります。
一般的に孤独死とは、突発的な病気で、誰にも看取られることなく一人で亡くなってしまうことを指し、このような状況は、誰にでもありうることだと思うのです。
病気の発作で亡くなってしまったでは、孤独死とは言い難いため、孤独死については次のような定義があります。
孤独死の定義
- 自宅(敷地内)での死亡
- 看取りがいない
- 一人暮らし(配偶者との死別も含みます)
- 社会的孤立
- 自殺
孤独死の背景
孤独死と聞いて思い浮かぶ年齢はどのくらいですか?お年寄りに多いと思われがちですが、20代の若い方もたくさん孤独死しているそうなんです。病死だけが孤独死の原因ではないですからね。
人生に絶望した若い人が自ら死を選んでしまう自死。子どもさんと遠く離れた地で暮らしていたら、自死を考えていることも、死を選んでしまったことも気付かないかもしれません。しかし、このケースの孤独死はまだいい方なのかもしれません。人の死に良いも悪いもないですが、親御さんに連絡が取れますから。亡くなってしまってはいるけど、家族のもとへ帰れますから。
この他には、自己放任と言われる【セルフ・ネグレクト】。セルフ・ネグレクトに陥り孤独死してしまうケースが近年増加しており、孤独死の8割を占めています。
孤独死の死因にはいくつものパターンがあります。
孤独死の死因
- 寿命
- 病死
- 熱中症
- バス・トイレでのヒートショック
- 自殺
- セルフネグレクト
孤独死をみると、人は一人で生きるべきではないのかもしれません。一人暮らしはしない方がいいという事ではなく、社会とのつながりは持っていた方がいいのかもしれませんね。
顔もよく知らない親戚の孤独死
遠い親戚だとしても、血は繋がっています。長い間疎遠だったかもしれませんが、死を通して疎遠ではなくなってしまったんです。どういった経緯で孤独死してしまったのかわかりません。しかし、今、故人が頼れるのはあなただけなんです。
そうはいっても、顔も知らない記憶にない人の遺骨を引き取るなんて、嫌ですよね。
引き取れない!と断固拒否で無視すると、後々自分の心が苦しくなると思うのです。耳に入れてしまった情報です、なかなか忘れることのできない記憶になりそうですよね...。
わからない、知らない、引き受けないなんて言わずに、ご先祖様で繋がっている親戚、無縁仏にせずに供養ができる方法があるので、ご相談ください。永代供養なので、供養も費用も一回きりで済みますから。
新しい供養の在り方【送骨】
送骨とは、お寺や霊園にご遺骨を送って納骨供養してもらうことです。
送骨の特徴
- 郵送なので全国どこにいても利用できる
- 永代供養ができる
- 管理費用がかからない
- 生前の宗旨・宗派は関係ない
送骨の費用は3種類
- 49,800円【合葬】
- 79,800円【合葬・名札画像及び埋蔵証明書発送】
- 350,000円【20年間個別後、合葬・名札部分の画像及び埋蔵証明書発送】